政治活動しています
昔ながらの「どぶ板活動」というのでしょうか。
地域のお宅にビラ配りをしながら、お家の庭先にいらっしゃる方や、道ですれ違う人に挨拶をし、人々の暮らしぶりを垣間見させていただいている日々です。
戸別訪問で、お家の方に訪問してご挨拶するのではなく、ポストを探しながらポスト目指して 配達しているところで ”お見かけする” のです。
空き家も多いですが、新築ホームが 急増していますね。
就職やご結婚を機に 実家を出られて住まいを持たれる若い世代の方がほとんどでしょうけど、
団地の新築宅から外出される際にお見かけする高齢者の方も多く、遠距離的ヤドカリを想像します。
古い木造一戸建ての家を解体撤去しようとすると、350万円程度の経費がかかるそうです。
3,000万円の新築をオーダー注文する際には、土地価格を別にして3,500万円の予算を以てでなければ 子孫の負担となってしまうことを 承知するべきと思います。
そして一番驚くのは、モノに対する価値観の違いと、垣間見る所得格差の大きさです。
日本庭園を構えるような和風建築のお屋敷から、野良犬さえ腰を下ろさなそうな古くて薄汚くなった集合住宅まで。
その傍に、お家構えと必ずしも連動しないミスマッチな愛車が置かれていたりもし。
同じ立場だったら どういう組み合わせを取った生活を送るだろうか、など考えながら歩いています。
他人が家に来ること だけでなく、郵便物が届くということさえ 前提にしていないようなお宅もあり、
「情報弱者」どころではない 非社会的生活を送られている住民も 一定数いらっしゃるようです。
出くわす方との挨拶では、地域による人柄の違いを少なからず感じます。
嬉しいのは、見知らぬ私に「こんにちはー」と声をかけてくれる小学生や中学生の子たちが いることです。少なくとも不審者っぽくはないらしく。
私が子どもの頃も、余所の人に遭ったら挨拶するようにと躾られてきましたが、防犯や情報保護を理由にそういう行為も憚られる傾向にありました。
他人に笑顔で挨拶できる社会が、いかに安全で安心で気持ち良いものであることかを振り返られたのです。
地域で見守り活動をなさっている、蛍光色ジャンバー着た高齢世代ボランティアの方々の明るい雰囲気にも和まされます。
他人に対する他人の温かい気持ちを感じてホッとする、良い街があります。
ポストに沢山のチラシが古くなって詰まっているようなポストのお宅には 投函しません。
ゴミ屋敷のようなお宅や、ペンペン草で庭が覆われているお宅も。
投票に行かれるかどうか という以前の問題で、ポスティングしたビラが 夏を過ぎても尚入ったままでいるような気がします。
独立されたご家族のお名前も入ったままの表札やポストを置かれている 高齢者のお住まい。
セキュリティ対策として 機能していると思います。
独り暮らしなら尚更、既に他界されているご家族の名前も含めたままの状態で "お使いになる"
ほうが 空き巣予防、訪問セールス拒否などの効果を成すでしょう。
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